NASA’s Simulated Mars Crew Marks One Year Inside Habitat  - NASA

The four crew members in NASA’s simulated Mars mission have spent the past year living and working in isolation in a confined habitat at NASA’s Johnson Space Ce…

2026年10月19日、NASAの模擬火星基地で暮らす4人が、入居から1年を迎えました。4人は今も基地の中にいます。
家族とのメールはわざと火星と同じくらい遅れて届き、返事まで往復で最大約44分かかります。火星とのやりとりは、なぜここまで遅れ、ときには途絶えることまであるのでしょうか。

CHAPEAは火星暮らしを地上でまねる実験
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電波は光の速さを超えて進めない
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火星までの距離は公転で大きく変わる
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光の速さで届くまでの時間の横棒グラフ。太陽から地球まで約13分、地球から火星まで片道最大約22分、往復で最大約44分
合のころ、NASAは火星の探査機への指令を止める
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火星が太陽の向こうに入るころの流れ図。地球と火星が太陽をはさんで並び、電波が乱れるおそれがあるため、探査機への指令を2週間止める
遅れがあると火星の乗員は自分たちで判断する
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まとめ
  • 電波は光の速さを超えられず、届くまでの時間は距離を光の速さで割った値で決まる
  • 2つの星は公転の速さが違い、反対側に並ぶと遅れが最大になる
  • 約2年に1度の合では、電離したガスが電波を乱すおそれがあり、NASAは探査機への指令を止める

遅れの長さは、通信機の性能ではなく、光の速さと2つの惑星の位置で決まります。
電波を中継する機器を置けば、途絶は和らげられる可能性があるとNASAはみています。ただし信号は同じかそれ以上の道のりを進むので、遅れそのものは消せません。

火星に行くのに火星に降りない?JAXAの探査機MMXが打ち上げ成功

この記事は2026年10月20日に公開し、2026年10月29日に書き直しました。 日本の探査機MMXが、2026年10月20日の午前4時41分に打ち上げられました。火星まで約5年かけて往復しますが、降りるのは火星ではな […]

この記事のもとは、NASAが2026年10月19日に出したCHAPEAの1年の発表です。
往復で最大44分の遅れは、2024年7月に1回目が終わったときの報告によります。片道22分は2回目の入居を伝える報告、2週間の通信途絶は200日目の報告によります。
中継の話の出どころは、火星との通信の遅れと途絶についてNASAがまとめた白書です。火星までの道のりはNASAの火星の解説、合の話はNASAの2023年の案内によります。