https://www.ankerjapan.com/blogs/store/shiodome

「カフェでスマホの充電切れにヒヤリとしたことはありませんか?」
そんな悩みを解決するため、2025年5月24日に東京都港区・汐留にAnker初のカフェ業態「Anker Store & Cafe 汐留」がオープンしました。全席で急速充電が可能なだけでなく、Anker製品を試せるストアスペースや、勉強や仕事に使えるミーティングルームも完備。
Ankerの会社概要から事業参入の背景、そして体験型ビジネスの今後までを見てみましょう。

Ankerとはどんな会社?

Ankerは2011年に中国・深圳で誕生し、モバイルバッテリーや急速充電器を中心に世界100以上の国で製品を販売しています。「高品質かつ手頃な価格」を掲げ、ユーザーの声を反映した商品開発が強みです。
近年はワイヤレスイヤホン、ロボット掃除機、スマートプロジェクターなど、暮らしを便利にするガジェットも幅広く展開。日本では「アンカー・ジャパン株式会社」が販売とサポートを担い、多くのユーザーに支持されています。

Anker Store & Cafe 汐留の特徴

全席で急速充電が可能
店内のすべての席にUSB-CケーブルやLightningケーブル、ワイヤレス充電パッドを設置しています。食事や休憩の合間にスマートフォンやノートパソコンを素早く充電できるので、バッテリー切れの心配がありません。

ミーティングルームで学びも仕事も快適
オンライン会議やグループ学習に便利な個室のミーティングルームを4室用意。専用アプリから予約でき、Wi-Fiも完備しているため、集中して作業できます。

体験型ストアと多彩なメニュー
併設のAnker Storeでは最新の充電器やイヤホンを実際に試用・購入可能です。
オリジナルカレーやサンドイッチ、コーヒーに加えて、Anker開発のクラフトビール「Anker休息充電エール」も楽しめます。ランチからバータイムまで、幅広いニーズに応えています。

プレスリリースより
参入の背景と狙い

Ankerがカフェに進出した理由は、単なる飲食業への挑戦ではありません。まず「体験型ブランド戦略」を強化し、ユーザーが製品を手に取る機会を創出。
さらに、日常の困りごとである「充電切れ」を解決する場を提供し、ブランドのファンを増やす狙いがあります。飲食収益に加え、製品販売やミーティングルーム予約など多角的な収益モデルも目指しています。
この取り組みで「充電といえばAnker」の浸透をさらに促進し、生活に寄り添うブランドへの進化を図っています。

関連ニュースと今後の展開

最近では、家電メーカーの体験型カフェや書店とカフェの融合店舗が増加中です。
たとえば三菱ケミカルの「KAITEKI CAFE」は、浄水器を使った料理と飲み物で水の品質を体感させ、健康意識の高い層を取り込んでいます。
Ankerも今後、タクシーやホテルと提携し、充電スポットを拡大予定。リアルな場で得たユーザーの声を取り入れ、さらなるサービスや製品開発につなげる計画です。

まとめ
  • Ankerは高品質な充電器で世界展開するガジェットメーカー
  • 「Anker Store & Cafe 汐留」は全席充電とミーティングルーム、体験型ストアを備えた新業態。
  • 体験型ブランド戦略と多角的な収益モデル構築が参入の狙い
  • 家電や書店など異業種でも体験型店舗のトレンドが広がる
  • 今後はさらに多様な提携で生活シーンにAnker製品を浸透させる予定

体験型サービスは、商品のみならずサービス収益やブランドファン獲得を同時に実現する新しいビジネスモデルです。
企業は複数の収益源を確保しリスクを分散できます。
日常の「困った」を解決するアイデアを発想し、友達とビジネスプランを考えてみましょう。