生成AIでジブリ風画像が流行 SNSで投稿相次ぐ、権利懸念も|47NEWS(よんななニュース)

 【ロサンゼルス共同】米オープンAIの対話型生成人工知能(AI)「チャットGPT」の新機能を使った、スタジオジブリのアニメに似た画像の生成が流行している。オープンAIのアルトマン最高経営責任者(CEO ...

あなたの写真がまるで『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』の世界に入り込んだような絵になるとしたら、試してみたくなりませんか?
最近、ChatGPTの新しい機能を使ってジブリ風イラストを作る人が急増しています。温かみのあるタッチで描かれたアニメ風の絵は、SNSでも注目の的です。

しかし、この技術には楽しさだけでなく、著作権や倫理の問題も含まれています。AIと創造性の関係、そしてその可能性と課題について、一緒に考えてみましょう。

ジブリ風イラストとは?

ChatGPTの有料版「GPT-4o」では、写真やテキストをもとにジブリ風のイラストを作成できます。この機能は「ジブリフィケーション」とも呼ばれ、SNSで話題を集めています。たとえば、自分の写真をアニメ風に変えて、プロフィール画像や思い出の一枚として活用する人が増加中です。特別なソフトを使わずに、プロのような仕上がりになる点が人気の理由です。

作り方の手順

ジブリ風イラストの作成方法はとても簡単です。まず、有料版ChatGPTにログインし、「GPT-4o」を選択します。次に、写真やテキストをアップロードし、「ジブリ風に変換して」と指示を出します。背景や色合い、小物などを具体的に指定すると、より理想に近い仕上がりになります。生成された画像は繰り返し調整できるため、納得いく作品に仕上げられます。

技術の進化と魅力

GPT-4oは「マルチモーダルフレームワーク」という高度な仕組みを採用しています。これにより、精密でリアルな画像生成が可能となり、ジブリ作品のような柔らかな光や手描き風の質感も忠実に再現できます。

操作はとてもシンプルなのに、高品質なイラストが得られるため、多くのユーザーが魅力を感じています。この技術によって、有料版ChatGPTの利用者も増加傾向にあります。

著作権と倫理の懸念

楽しさの裏には注意点もあります。それは著作権と倫理の問題です。スタジオジブリの作品がAIの学習データに含まれていた場合、もし許可を得ていなければ法律的なトラブルにつながる可能性があります。

また、宮崎駿監督はAIによる創作に否定的な意見を持っています。過去には「人間の魂を軽んじている」と語ったこともあり、この技術と彼の価値観の間には深い隔たりがあります。

Google Geminiとの比較

同じくAI画像生成で注目されているGoogleの「Gemini 2.0 Flash」も話題になっています。Geminiでは画像に含まれた透かし(ウォーターマーク)を消す裏技が拡散され、著作権侵害のリスクが指摘されています。これらの事例は、AI技術と創作物の権利をどう守るかという課題を私たちに投げかけています。

まとめ
  • ChatGPTでジブリ風イラストを簡単に作成できるようになった
  • 写真やテキストを入力するだけで高品質なアニメ風画像が完成
  • 著作権と倫理の問題への理解が必要
  • 宮崎駿監督はAIによる創作に慎重な立場を取っている

AI技術は楽しむだけでなく、学びの道具にもなります。学校の授業や自由研究で、AIを活用したイラスト作成を通じて著作権や創作の意義について学ぶ機会を持てるでしょう。ビジネスでは、広告や教材制作にAI画像を取り入れることも可能です。ただ便利に使うのではなく、「どこまでが許されるのか?」を考えながら使う姿勢が大切です。あなたなら、どんな場面でこの技術を活かしますか?