バーチャル業界のトレンドは「VRヘッドセット」から「ARグラス」へ | ギズモード・ジャパン
リサーチファームのCounterpointによる、AR/VR業界に関する最新レポートが公開されました。VRヘッドセットの出荷台数が減少傾向にあり、バーチャル業界のトレンドはヘッドセットからARグラスに移行しているといいます。減少するVRヘッドセットの出荷台数Counterpointのレポートによれば、2024年のVRヘッドセット出荷台数は減少しており、前年比12%減。2024年第4四半期だけで5
「VRゴーグルって重たいし、最近あまり聞かなくなった?」そう感じたことはありませんか?実は今、バーチャル世界の主役が静かに交代しつつあります。
これまで注目されてきたVRヘッドセットの人気が落ち込み、その代わりに軽くて便利なARグラスが脚光を浴びています。
VRヘッドセットの人気が下がった理由
2024年、VRヘッドセットの出荷台数は前年比で12%減少しました。理由は主に以下の3点です。
- 使えるコンテンツが少ない:ゲームや動画の種類が限られていて、飽きやすいです。
- 装着が大変:本体が重くて長時間の使用がつらい上に、バッテリーや発熱も問題です。
- 使い道が限られる:ゲーム以外の利用シーンがあまり広がっていません。
Metaの「Quest 3S」はシェアを広げたものの、市場全体の伸びにはつながりませんでした。
なぜARグラスが注目されているのか?
ARグラスは現実の世界にデジタル情報を重ねて表示するメガネ型デバイスです。2026年には、ARグラスの市場が毎年30%のペースで成長すると予想されています。その理由を見てみましょう。
軽くて使いやすい
ARグラスは普通のメガネのような形で、長時間つけても疲れにくいのが魅力です。通学中のナビや翻訳、買い物リストの表示など、日常生活でも活用できます。
AIとの連携が進んでいる
- リアルタイム翻訳:英語の看板や会話をその場で日本語に表示できます。
- 情報の重ね表示:美術館では絵に関する説明が視界に表示されるなど、学習にも使えます。
- Android XR OS:Googleは新しいOSを通じて、もっと多くのアプリとの連携を目指しています。

ARとVRの違いを比べてみよう
比較項目 | VRヘッドセット | ARグラス |
---|---|---|
視界 | 仮想空間に完全没入 | 現実にデジタル情報を追加 |
主な用途 | ゲーム、トレーニング | ナビ、教育、翻訳など |
装着感 | 重くて疲れやすい | 軽くて日常的に使いやすい |
市場の動き | 成長が鈍化 | 高成長が続いている |
最近では、韓国や中国の学生がARグラスを使って英語を学ぶケースが増えています。また、AppleやMeta以外にも、XiaomiやOPPOなどの企業が参入し、価格競争も始まっています。
まとめ
- VRヘッドセットの市場は3年連続で縮小傾向
- 軽量で日常使いしやすいARグラスが急成長中
- AIとの連携で教育や翻訳など応用が広がっている
- 海外の若者の間では、学習ツールとしても活用が進んでいる
バーチャル技術は、ゲームだけでなく学習や生活にも役立つ時代です。例えばARグラスを使えば、英語の勉強もリアルタイムで翻訳されるため、海外旅行のような体験が教室でも味わえます。今後は、ARとVRが組み合わさったMR(複合現実)の世界も広がるかもしれません。あなたなら、どんなふうにこの技術を使いたいですか?